レンコンとは

レンコン(ハス)の原産地には諸説あり、中国などのアジア熱帯原産地説、エジプト原産地説などがあります。また、食用としての栽培の始まりは、インドと言われています。世界の熱帯、温帯に広く自生しています。
 日本でも2千年前の蓮の実(大賀はす)が掘り出され、その後今でも花を咲かせているそうです。また、レンコンの穴から「先が見通せる」ということで、縁起の良い食べ物とされてきました。おせち料理には欠かせない食材です。
レンコンは宗教などにも深く関わっていて、インドでは紀元前3千年もの古い時代から、多産や生命力を作り出す象徴とされてきました。仏教では、釈迦の誕生を告げて蓮の花が開いたとされ、蓮台という仏教の台座は蓮の花のことです。中国や日本でも仏教でいう極楽浄土とは蓮池のこととされていたので、寺院では境内に競って蓮池を作ったそうです。泥水の中から清らかな花を咲かせるはすは、清純を表すシンボルといえます。

レンコンの効果

・美肌効果、風邪やがんの予防にも⁉︎
レンコンにはビタミンCが豊富に含まれていて、その量はなんとレモンの1.5倍といわれています。
ビタミンCは体内で作ることのできない栄養素で、コラーゲンの合成には欠かせないものなので食事から補う必要があります。
そんなビタミンCはメラニンの生成を抑え、しみやそばかすを予防する効能があります。同時に免疫力を高める効果があり、風邪やがんの予防にも期待できます。
・高血圧の予防、むくみの解消効果
レンコンに含まれるカリウムは、カラダに必要なミネラルの1つです。
カリウムはナトリウムの排出を促して血圧の上昇を緩やかにして、高血圧やむくみを予防する効能があります。
また、カリウムは筋肉の収縮をよくする作用があるので、不足すると痙攣などを引き起こすことがあります。しっかり補ってカラダの調子を整えましょう。
ちなみにカリウムを多く含む食品はレンコン意外に、アボカド、ほうれん草、梅干し、納豆などがあります。

・便秘や大腸がんの予防
レンコンに含まれる食物繊維は水に溶けにくい不溶性です。
レンコンに含まれている不溶性食物繊維は、腸内の運動を盛んにして便通を促す作用があるため、便秘の予防に効能があります。
これにより腸内の発がん物質も一緒に排泄するので、大腸がんの予防にも効能があります。
また、食物繊維にはコレステロールの吸収を抑制する効果、急激な血糖値の上昇を抑える働きなどもあります。

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