先週の日曜日に京都競馬場にて行われた、3歳牝馬最後の王冠奪取戦の秋華賞が終わり、桜花賞6着、オークス4着馬のディアドラが、見事な差し切りで秋華賞を制覇しました。2着にはリスグラシュー、3着にはモズカッチャンと続き、本当に強い馬が制した、そんな感想です。しかし今年の秋華賞は馬場状態が特別で、過去にはない重馬場の状態での出走となり、その馬場状態もまた命運を分けたかたちとなりました。
そして、ブラックオニキスのような馬場状態が悪化すればするほど強さを見せた馬も発見できたレースで、今後の牝馬戦線でも非常に参考になる内容だったなといったのが個人的な感想になります。ヴィクトリアマイル、エリザベス女王杯など、来年からは古馬を相手となりますが、この世代の牝馬はアエロリットのNHKマイルのように、古馬を難なく交わしてくれそうなタフさを持っている印象です。今後も目が離せないメンバー揃いでした。

強さは本物!?ディアドラ

これぞハービンジャー産駒といった走りを見せてくれた感じです。何しろバテないなといったところで、3着に入ったモズカッチャンもまたハービンジャー産駒です。モズカッチャンに関していえば、2コーナー付近で右前を落鉄したのがわかったとデムーロ騎手が話すように、頑張っていたものの、モズカッチャン自身もかなり気になってしまっていたようで付いていなかったといったところです。たらればですが、落鉄なければ踏ん張れたかも?ですね。
さて、今回見事な走りを見せたのは、やはりルメール騎手&ディアドラのコンビですね。岩田騎手だったらまた違ったレース運びをしていたのかな?といったところですが、初コンビもなんのその、見事に反応をしていたなと思いました。
スタート自体はやや出遅れた感じです。その中で無理せずに後方から追走し、内内を通るエコ策といったところでした。正直、馬場が渋り過ぎているといったところから無理に行く必要はないのかなとルメール騎手は感じていたようで、若干かかり気味になっていたディアドラをよく捌いたなと感じました。動いたのは4コーナー付近。徐々に手も動き始めてディアドラも反応良くスーっと前に押し上げてから外にふった直線。リスグラシューが鋭くトップギアに入ったところをディアドラも負けじとトップギア。ラスト150m付近でもう1段階ギアが上がったような瞬発力を見せ、最後は前を行くリスグラシューとモズカッチャンをまとめて交わしゴール。見事な差し切り劇で秋華賞を制覇といった流れでした。
あの馬場状態でリスグラシューに勝ち切ったというのは完全に本物の証といって良いでしょうし、高速馬場でも先日のような直線を見せられると、しばらくはどのレースでも連対するのかなと思わせる強さでした。お見事。

ここまでか!?ファンディーナ

期待は大きかった分、負けたことによるショックも大きいかんじです。その負けかたも全くのノーチャンスといった内容でした。
馬場状態が重だったというのもあり、鞍上の岩田騎手も一種の賭けに出たのか、スタート良く飛び出したファンディーナを行かせて、ハナを主張したカワキタエンカに次ぐ2番手で追走。走り出しは良く、良い感じで入れたのでワンチャンあるかなと期待が膨らみました。1キロ通過タイムが桜花賞と同じようなラップでややハイ。その2番手追走といったファンディーナにとって、かなりのオーバーペースとなってし待っている状態で迎えた直線。アエロリットにあっさり前を譲り、トップギアに入れる余力もない感じでズルズルと後退していく一方。あとはなだれ込むようにゴールも結果13着フィニッシュ。
これまたたらればですが、入りが全てでファンディーナにとってはオーバーペースだったのかなといったところです。ゆったりと流れた状態から突っ込んで行く流れで走れたらといったレースがおそらく最高のパフォーマンスを見せてくれるのかなと思います。ローテーション的にはエリザベス女王杯に出走かな?といったところ。距離延長でややゆったりと入りやすいエリザベス女王杯で巻き返しができるかが楽しみですが、次のレースである程度は見限る感じになるのかなとも思っています。頑張ってほしいです。

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Hiroyuki.K

神宮球場のライトスタンドと西武ドームの3塁側に出没する率が高めの、ホルモン(特にマルチョウ)大好き40歳です。週末は娘と散歩をするのが私にとってのストレス発散方法です。