いよいよ埼玉西武ライオンズのCSが始まろうとしています。ペナントレース中盤では2位の東北楽天ゴールデンイーグルスとのゲーム差が10も開いていたほどでしたが、そこから逆襲のレオといったところでした。特に今年の企画ユニフォームとなった炎獅子のユニフォームをまとっての試合では強すぎるといった感じで、ファンでさえこの試合は負けたなよ思うゲームでさえ恐ろしいほどの追い上げ、さらには逆転と、歓喜させていただいた試合も数知れずといった感じです。明日から本拠地のメットライフドームで東北楽天ゴールデンイーグルスを迎えて、福岡で待つパ・リーグの覇者との決戦をかけての試合がスタートです。埼玉西武ライオンズにとっては好条件が揃っており、後半戦は東北楽天ゴールデンイーグルスに大きく勝ち越していることと、メットライフドームでの勝率も大きく上回っているということで、早くもハンデを持った状態で決戦を行えるといった環境です。埼玉西武ライオンズファンの皆さん!絶対勝つぞライオンズですね応援頑張りましょう。

キャプテン浅村栄斗

さてさて、このシリーズで注目したい選手は沢山いますよね。例えば首位打者と最多安打を獲った秋山翔吾選手のCSでも暴れっぷりを期待したいですし、最多勝と最小防御率を獲った菊池雄星投手もCSで更に本気の投球が見れますので注目です。しかし私が注目したいところは、活躍された獅子ではなく、燻っている獅子たちです。その1人はキャプテン浅村栄斗選手。数字だけ見ればリーグ6位の打率と3位の打点を獲っているので、どこが燻っているの?と思われがちですが、シーズン序盤に比べると後半は失速したのかなと。一時はチームメイトの秋山翔吾選手と打率部門で争っていたほどの安打製造機でしたが、シーズン途中に右肩の違和感から徐々にバットが振れていない様子でした。ペナントレースの全試合終了してからのこの8日間で、カラダのハリなども多少は解消されたはず。ここらでもう一爆発を期待です。

主砲 中村剛也

そしてもう1人は何と言っても主砲の中村剛也選手。今年は本当におかわり二世こと山川穂高選手に救われた試合も多く、逆に言えば山川穂高選手が飛躍できたシーズンだったのかなと思います。その要因を作ったのは元祖おかわり君こと中村剛也選手の不調でした。打率.217の27本塁打。こんなもんじゃないですよね。もちろんプロの世界なので、ここまでの強打者のデータといったらとんでもない量で研究され尽くされていますが、それでも失投を見逃すことなくボールをポンっと弾き飛ばし遠くまで飛んでいく打球は本調子の時であれば容易にやってのける実力はあります。ファンとしては7番サード中村剛也ではなく、4番サード中村剛也を待ち望んでいます。この2人の大阪桐蔭コンビの復調こそ、日本シリーズへの鍵、いや日本一への鍵と思っています。
埼玉西武ライオンズファンの皆さん、メットライフドームを埋め尽くして応援しましょう!
頑張れ、埼玉西武ライオンズ!

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