秋のG1第1戦となったスプリンターズステークス。久々に中山競馬場でG1レースの始まりを告げるファンファーレが鳴り響き、会場に集まったファンの大声援も轟きましたね。それもそのはずで出走メンバーもスプリント路線で言えば一級馬が勢揃い。春のG1を制したセイウンコウセイから夏のスプリントシリーズでも活躍したラインミーティア、昨年の覇者レッドファルクスといった面々もこの大きな舞台に出走となりました。
前評判どおりといって良いのか、今年1番人気を背負ったのはレッドファルクス。今年に入り安定して来た感じで、連対率100%といった感じです。末脚のタイミングが非常に噛み合っている印象を受けます。最年長9歳馬スノードラゴンなど、今年も大いに盛り上がったスプリンターズステークスを制したのは、人気どおりの活躍を見せたレッドファルクスでした。

スプリンターズステークス連覇!レッドファルクス

完全なる王者とはまさにレッドファルクスのことでしょう。人間に例えるならウサインボルト選手といった感じで、短距離界の王者に今年も輝きました。昨年はミッキーアイルが最優秀短距離馬を受賞となりましたが、今年はレッドファルクスで申し分ないはず。年末の発表も楽しみです。
さてレースですが、8番枠からまずまずのスタートを切るものの、押すことなく今回も無理せずに中団のセイウンコウセイの後ろをキープ。まずはマークしたい相手の真後ろにつけられたというのが幸いし、逆にレッドファルクス見たいセイウンコウセイとしては中盤で突かれる前に出て行かなくてはならないといったハンデを負ってしまった結果だったのかなよ思い、この時点で明暗は別れたかもしれません。そのレッドファルクスですが、ペースとしてはスローに近い状況でなかなか動けずにいた3コーナー付近でセイウンコウセイがペースを上げていくなか、そこから我慢をしつつ外目に振りながら4コーナーへ。大外ぶん回しに近い状態からだったので、今回は昨年のように追いつかないかなと思いきや、上がり33.0の驚異的トップスピードで一気に先団の馬をゴール手前でキッチリと差し切り連覇となりました。流れ的にはレッツゴードンキの勝ちパターンだっただけに、この大外ぶん回しでも差し切るトップスピードの質はまさに驚異的。レッツゴードンキも上がり33.0で追走もワンスインナムーンを交わして2着となった結果でした。前半がゆったりだったので、外を通した馬にとってはキツイレースだったようで、その中でしっかり勝ち切るレッドファルクスは、今後もさらに期待が高まります。

うまくコントロールできて連対!ワンスインナムーン

今回の出走メンバーをみた感じからレッドファルクスやセイウンコウセイ、レッツゴードンキなどの末脚勝負の脚質を持った馬が連対するのが予想でき、その場合、必ずといって良いほど前残りになる馬が一頭入ると予想してました。そして、一週間前の追い切りで切れ味抜群だったのがこのワンスインナムーンだったといった感じでした。
6番枠からまずまずのスタートで飛び出し、そこから押して押してダイアナヘイローとのハナの主張バトルといった感じになりましたが、意外にもダイアナヘイローが早く引いた感じで楽にハナに立ちペースをコントロールした感じでした。ペースをスロー持ち込めたことにより末脚軍団の脚を際立たせない作戦成功といった感じで、直線もしぶとく追い切りのように鋭く粘って33.8で上がれた感じです。逃げ馬と差し馬の上がりラップの差が1秒もないと来たら、差し馬としてはお手上げ状態。終始コントロールできたワンスインナムーンの勝ちといったことになるでしょう。終始噛み合った中で、しっかりと差してきたレッツゴードンキとレッドファルクスは流石というほかないですね。

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Hiroyuki.K

神宮球場のライトスタンドと西武ドームの3塁側に出没する率が高めの、ホルモン(特にマルチョウ)大好き39歳です。週末は娘と散歩をするのが私にとってのストレス発散方法です。