5月28日(日曜日) 東京競馬場 11R 芝 2400m 東京優駿 発走時間 15:40分

出典:http://jra.jp

一昨日は「今週日曜は東京競馬場へ!日本ダービー!第1弾」、昨日お伝えした「今週日曜は東京競馬場へ!日本ダービー!第2弾」で、本日はその第3弾をおおくりいたします。前回は、優勝候補の二頭(アルアイン・アドミラブル)の対抗馬として、レイデオロとスワーヴリチャードをご紹介させて頂きました。今回も個人的な見解ですが、連対に名を連ねて来そうな穴馬的存在をご紹介させて頂きます。

スローペースになる条件で!?カデナ

今回の出走メンバーを見る限り、スタートで突き抜けてレースを引っ張っていく存在がいない感じです。そうなるとレース全体を各馬が様子を見ながら展開していくといった感じになり、牽制しあっての序盤がだらける展開の予想がつきます。
こうなると後ろで脚を溜めて直線勝負となるので、3コーナーあたりから徐々に押し上げられていくギアチェンジが必要不可欠となるでしょう。ですので、5Fあたりから徐々にギアを上げて、ラスト200mで突き抜けるトップスピードとなった場合、浮上してくるのが報知杯弥生賞で勝ったカデナあたりが匂ってきます。
ここまで6戦3勝の3-2-0-1という戦績です。皐月賞のトライアルレース・報知杯弥生賞では、馬場状態が稍重といったこともありましたが、レースはスローペースとなりました。
しかし、1キロ過ぎたあたりからペースは徐々に上がって行き、何度もゴールに向かうにつれてペースが速くなったという展開に。また、馬場状態を選んでか、常に大外でレースを展開していたカデナでしたが、ラスト200mで更に速度が伸びた印象で、クビ差とギリギリではあったものの勝ちきったレースで強さを見せてくれました。今回も逃げ馬不在という観点から、報知杯弥生賞とにたレース運びとなることも予測できます。逆に前走の皐月賞のように、ハイペースとなった際の反応があまり良くなかったので、もしハイペースとなるような展開であれば・・・といった感じです。マイスタイル、トラスト、クリンチャーあたりがどう出るか!見ものです。

強気に逃げに転じるか!?ダンビュライト

逃げ馬不在となる今回の東京優駿(日本ダービー)。それでは一体どれがレースのハナを引っ張るのか?というのが浮上してきますね。報知杯弥生賞ではマイスタイルがスタートから押し切り、4コーナー通過までハナでレースを運び、根性で2着にもつれ込んだこともあるので、マイスタイルがおそらくハナをとる展開になるでしょう。
その後方に着きたいのが武豊騎乗のダンビュライト。正直、トップスピード勝負となった場合は質的に物足りなさを感じることもあるので、武豊のやりたいように回せたら案外面白いかもしれません。しかも、今回の枠順は1枠1番。武豊さんなら、おそらく先行のレース展開で来るはず。内内をロスなく走り、最後は押し切るかたちで勝利を収めてほしいところです。
前走の皐月賞は圧巻の走りで3着。スタートから好調に抜け出して内にうまく収まる2列目先行レースに持ち込めました。ハイペースとなった今回の皐月賞でも、ペースの上げ下げに対して反応も良く、いつでもトップスピードに持ち込める体制が整っていたようにも感じます。またうまい具合にファンディーナの後ろで張れており、最初はファンディーナに突き放されていくかと思いきや、外に振ったダンビュライトのトップスピードがファンディーナのそれを上回ったかたちで、あれよあれよと3着フィニッシュといったレースでした。
ここまで6戦1勝の1-1-3-1という戦績です。ルーラーシップ産駒は未だ重賞レースで未勝利。武豊騎手の敏腕により、輝く第1号となれるでしょうか!

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