先日「今週末は3歳牝馬クラシックI牝馬優駿(オークス)特集」の第2弾をおおくりいたします。前回は桜花賞馬・レーヌミノルと、アドマイヤミヤビをご紹介させていただきました。
今回も引き続き連対に顔を出してきそうな牝馬のご紹介をさせて頂きます。

フランケル産駒の意地!女王奪還なるか?ソウルスターリング

昨年末の阪神ジュベナイルFでは、リスグラシュー、レーヌミノル、ディーパワンサを抑え堂々の1着。2歳牝馬女王に輝いたソウルスターリング。今年に入り、3月の桜花賞の前哨戦のチューリップ賞では、ミスパンテール、リスグラシューに2馬身もの差をつけての圧勝劇を見せつけました。
圧勝ムード漂う迎えた桜花賞。馬場状態があまりよくない中、1.4倍の圧倒的人気で出走というかたちでした。スタートもまずまずといったところですが、なかなか内に入り込めず、随時外に追いやられるレース展開となりました。4コーナーあたりから前のめりになり順位をあげるも脚がとまり結局2列目止まり。最後の直線でルメールが馬場状態の良いところへと外へ振ったが、その好位置を1着となったレーヌミノルにとられ、さらに外へ。上がり3Fを35.4と意地を見せたが、結局差が縮まらず、更にはゴール手前で武豊騎乗のリスグラシューにまで差されて3着と惨敗に終わりました。
ここまでの今週末の天気予報は晴れ。馬場状態は桜花賞の時に比べて良馬場で勝負できる条件が揃いそうです。
フランケル産駒の意地とで女王奪還なるか、とても楽しみです。
ただ、ひとつ残念なのが、桜花賞を回避し皐月賞に出走したファンディーナがいないところ。女王の座をかけて直接対決が見たかったです。

桜花賞は2着!初のGI制覇なるかリスグラシュー!

先日の桜花賞は2着。ソウルスターリングの後方で待機し、直接で一度はモタつき話されたものの、ラスト200mでギアチェンジし一気にごぼう抜き。トップのレーヌミノルには追いつかなかったものの、ゴール手前でソウルスターリングを差しての堂々2着。上がり3Fはカラクレナイ、アエロリットに次ぐラップタイム35.3を刻んでいます。馬場状態が悪い中でのこのラップタイムは流石といえる内容です。今回の追い切りでも好調ぶりをみせており、4F52秒3―12秒4をマークしています。
あとは東京競馬場の2400mという距離。過去6戦の最長距離は2歳未勝利戦の1800m。しかし、ここでもみせている末脚は、2着馬に0.7秒もの差をつけており、上がり3Fが34.4のラップタイム。1800mでこのラップということが、彼女はマイラーではないということを物語っている気もします。
ここまで2-3-1-0と連対率100%を誇るリスグラシューは、まず外すことは出来ないですね。

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