グラベルの魅力満載!ラリー・アルゼンチン開幕!

27日、WRC第5戦となるラリー・アルゼンチンが開幕。この日の夜にオープニングイベントとしてSS1が行われた。これを制したのは、Mスポーツのセバスチャン・オジエ。2番手には0.9秒差で、ヒュンダイのダニ・ソルドとMスポーツのエルフィン・エバンスがつけている。

今季2戦目のグラベルイベントとなるラリー・アルゼンチンは、グラベルラリーの魅力と難しさが凝縮されたイベントで、「一年で最も美しいラリー」に選ばれることも多い、ルートの変化に富んだラリーです。

アルゼンチン未勝利のオジエが初日トップ!

初日はSS1の1ステージのみ。コルドバ市内を流れるスキア川を挟んだ両岸にコースが設定されたコースで、市街地のため大半はアスファルトだが、一部にグラベルセクションもあり、グラベルスペックのWRカーのアクションを楽しめる構成となっている。

レースは途中、5番手スタートのMスポーツのエバンスが好タイムで首位の座に立つが、続いてヒュンダイのソルドが並び、上位陣最後のオジエがトップを奪う格好となった。しかし、トップのオジエのタイムから10位までが3秒8差の大混戦。2日目からはさらに熾烈な戦いが繰り広げられます。

WRC - YPF Rally Argentina 2017: Re-Live SS1 Mads Østberg - YouTube

出典:YouTube

シェイクダウンでトップのトヨタ・ラトバラは、初日5番手!

27日の午前中に、サービスパークが置かれているカルロスパス近郊で行われたシェイクダウンでは、ラトバラがトップタイムをマークし、ハンニネンは10番手タイムを記録した。

WRC - 2017 Rally Argentina - Day 1 - YouTube

出典:YouTube

オープニングステージとなったSS1では、ラトバラがトップから2.1秒差の5番手、ハンニネンは3.8秒差の10番手で初日のショートステージを走り終えた。2日目からは本格的なグラベルロードに舞台を移しての闘いとなります。