リオ開幕!アーチェリー、予選は注目のランキングラウンド!

リオオリンピックが遂に開幕しました。日本時間で8月6日8時に開会式を迎えましたが、これに先駆けてサッカーの男子予選が始まりました。残念ながら日本が初戦を落としたことは既にご存知かと思いますが、実はアーチェリーの予選も行われていたのです。

アーチェリーをなんとなくしか知らない方も多いと思うので、簡単に説明したいと思います。オリンピックで行われるものはアーチェリーの中でも「ターゲット」 と呼ばれる競技で、弓と矢を使って70メートル離れた的を射ち、矢が刺さったところによって点数が決まるという競技です。これを「男子個人」「男子団体」「女子個人」「女子団体」 の4種目で競います。

アーチェリーの予選はランキングラウンドと呼ばれ、全競技者が個人戦と団体戦での対戦相手やシューティングの立ち位置、順番を決定するために行います。

個人戦では競技者個人の得点、団体戦では3名からなるチームの競技者の合計得点で順位が決まります。矢数は72射(1射10点満点×72射=720点満点)で、 1エンド6射を12エンド行います。

決勝トーナメントとなるオリンピックラウンドでは1対1のマッチ戦による勝ち抜き方式となるため、このランキングラウンドの順位により「1位vs最下位」「2位vs最下位から2番目」、、、という形で対戦カードが決まります。

それでは気になる日本代表選手たちのランキングラウンドの順位はどうなったのでしょうか?

我らがアーチェリー日本代表!気になる予選結果は?

古川高晴選手

まずは男子から。残念ながら日本は惜しくも「男子団体」の出場は逃したものの、「男子個人」では前回のロンドン大会で銀メダルに輝いた古川高晴選手が出場します。2015年に行われた世界選手権でも3位につけましたから、金メダルも射程圏内といったところ。活躍に期待大です。

古川選手のランキングラウンドの得点は720点満点中680点。順位は64人中、7位という好位置でオリンピックラウンドに進出しました。初戦の相手は予選58位のミッチ・ディーレマンス選手(オランダ)となります。ここからは一発勝負のトーナメント。気を抜かずに勝ち進んでもらいたいです。またこの予選で韓国の金優鎮選手が700点で世界新記録およびオリンピック新記録をたたき出しました。さっそくの記録更新とは最高のスタートをきったようですね。古川選手も頑張ってほしいです。

写真左から、永峰沙織選手、川中香緒里選手、林勇気選手

続いて、女子は川中香緒里選手、永峰沙織選手、林勇気選手の3名が「女子個人」と「女子団体」に出場します。 ロンドン大会では3位で初のメダルを獲得した女子団体チーム。2015年の選手権でも4位に入りましたから、2大会連続のメダルも夢ではありません。チームの中心となる川中選手はロンドン大会でメダルを獲得したメンバーなので、最注目プレーヤーです。

ランキングラウンドの順位は、川中選手が650点で64人中10位、永峰選手が621点で39位、林選手が591点で59位となりました。
これにより3名の得点の合計1862点が「女子団体」の得点となり、全12チーム中9位でオリンピックラウンドに臨みます。初戦の相手はウクライナです。団体では共に戦う仲間ですが、個人戦では同国の選手対決もあり得ます。これもまた醍醐味ですね。とても楽しみです。

ところで、「女子個人」は1位から3位を韓国の選手が独占しました。当然、「女子団体」の1位も韓国となります。圧倒的な強さですね。決勝も韓国の独壇場となるのでしょうか?こちらも目が離せません。

そして決勝!オリンピックラウンドはどうなる?

決勝となるオリンピックラウンド。日本選手が登場するのは、まず「女子団体」、その後「男子個人」と「女子個人」が行われます。その模様はまた後日お届けしたいと思います。
前回、初のメダルを獲得したことで、とても盛り上がったアーチェリー。今大会の活躍も期待しています。

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